犬が亡くなったら最初にやること|安置・火葬・死亡届の手順チェックリスト

犬が亡くなったら最初にやること|安置・火葬・死亡届の手順チェックリスト

かけがえのない時間をともに過ごした愛犬との別れは、飼い主様に深い悲しみをもたらします。ショックから呆然として、何も手につかない状態に陥る方もおられるでしょう。

そのつらい気持ちは、痛いほどよくわかります。それでも今、愛する犬ちゃんのためにできることがあります。まずは生死の確認から、安置・火葬・手続きまで、この記事の流れに沿って一つひとつ進めていただければ大丈夫です。

まず全体の流れを確認しましょう。

✅やることチェックリスト
タイミングやること
亡くなった直後呼吸・脈・対光反射を確認。迷う場合はすぐ動物病院へ
1〜2時間以内体を清潔にし、眠るような姿勢に整える
火葬まで保冷剤・ドライアイスで冷やし、涼しい場所に安置
夏場は1〜2日以内、冬場は2〜3日以内火葬方法を決め、業者・霊園・自治体のいずれかにて火葬
30日以内死亡届・マイクロチップ・保険などの手続きを行う

愛犬は本当に亡くなっている?生死確認の仕方

愛犬の手を握る飼い主様

愛犬が動かなくなってしまった場合でも、亡くなっていると判断するのは早計かもしれません。失神していたり、一時的な仮死状態に陥っていたりするケースもあるからです。こうした場合、すぐに適切な処置ができれば命を助けられる可能性があります。

生死確認は「呼吸」「脈拍」「対光反射」の3つを順番に確認することで行います。

呼吸の有無を確認する

お腹の動きを見る、または鼻先に手をかざして、呼吸をしているか確認します。約1分間観察し、わずかでも呼吸が確認できたら直ちに動物病院へ連れて行きましょう。確認できなかった場合は、次の「脈拍の確認」に進みます。

「胸部の動きを見る」「鼻先に手を近づける」などして呼吸をしているか確認しましょう

犬の種類1分間の呼吸数(目安)
小型犬25回前後
大型犬15回前後
息を弾ませるコーギー犬

※小型犬のほうが呼吸数は多く、大型犬のほうが少ない

脈拍を確認する

脈拍は「胸に手を当てる」「お腹側から股関節を触る」の2つの方法で確認できます。

犬ちゃんの心臓は、横向きに寝かせた際の左側の胸、前足を曲げたときの肘あたりに位置しています。手を当てると拍動を感じることができます。また、股関節部分には大腿動脈という太い血管があり、人差し指・中指・薬指の3本を軽く当てて脈を取ります。

どちらの方法でも、1分間を目安に脈拍を確認してください。わずかでも脈拍があれば、直ちに獣医師に診せましょう。

呼吸・脈拍ともに確認できなかった場合のみ、次の「対光反射の確認」に進みます。

胸に手を当てるなどして心臓の動きを確認しましょう

犬の種類1分間の心拍数(目安)
小型犬80〜120回
大型犬60〜80回

※子犬の場合は成犬の2倍ほどで、220回以下であれば正常範囲とされる

犬の心電図

対光反射が起こるか確認する

対光反射とは、目に光が当たると瞳孔が収縮する反射のことです。明るい場所では反射が出にくいため、部屋を暗くしてから行います。犬ちゃんの両目に片方ずつライトの光を当て、瞳孔が小さくなるか、あるいは動くかを確認します。

反射が確認された場合は生きているサインです。直ちに獣医師の診察を受けてください。

ただし、この方法は失明など犬ちゃんの体に大きなダメージを与える可能性があるため、呼吸・脈拍が確認できなかった場合の最終確認としてのみ行ってください。瞳孔に変化が見られなければ、残念ながら亡くなっているということになります。

夜間・早朝に亡くなった場合はどうする?

深夜や早朝に愛犬が動かなくなっているのを発見した場合、まずは生死確認を行ってください。

まだ息がある・息があるかどうかわからない場合は、夜間救急に対応している動物病院へすぐに連絡しましょう。かかりつけの動物病院が対応していない時間帯でも、夜間救急対応の病院ならすぐに診てもらえます。

亡くなっていることが確認できた場合、深夜・早朝は火葬業者や霊園に連絡がつながりにくいことがほとんどです。まずは後述するエンゼルケアと安置を行い、朝になってから落ち着いて火葬の手配をするので問題ありません。適切に冷やして安置すれば、夏場で1〜2日、冬場で2〜3日はきれいな姿を保てます。

ハピネスでは深夜・早朝でも24時間ご連絡を受け付けております。いつでもお気軽にお問い合わせください。

犬は死後硬直後に生き返る?

インターネットの質問サイトでは「愛犬を生き返らせたい」という声を見かけることがあります。それに関連して「犬は死後硬直後に生き返る」という説も耳にすることがあります。

しかし残念ながら、死亡を確認した後や死後硬直が起こった後に、犬ちゃんが生き返ることはありません。

死後24時間ほどが経過し、死後硬直が解ける際に、固まっていた筋肉が緩むことで表情が和らいだり、体勢がわずかに変わったりすることがあります。これが「生き返った」と錯覚させることにつながったようです。

亡くなった子が戻ってこないとわかっていても、それでも奇跡を信じたい——そんな飼い主様の深い愛情と悲しみが、この説を広めたのかもしれません。

とても悲しい現実ですが、愛犬のためにも、きれいな姿で旅立てるようにお見送りの準備を進めてあげましょう。精一杯の愛情を込めて送り出してあげることが、何よりの供養になるはずです。

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犬が死んだらすること|遺体のエンゼルケアと安置の手順

気持ちよさそうに眠るジャックラッセルテリア

適切な方法で安置すれば、夏場で1〜2日ほど、冬場で2〜3日ほどきれいな姿を保つことができます。火葬・葬儀の際に美しい姿で送り出してあげられるよう、正しい手順を確認しておきましょう。

遺体の処置と安置に必要なものを準備する

まずは以下の品を準備しましょう。

品名準備のポイント
棺(ダンボール箱やペット用棺)犬ちゃんの体が無理なく収まるサイズを選ぶ。段ボールは底が抜けないよう補強する
新聞紙・ペットシーツ棺の底に敷き詰める。体液漏れに備えて多めに用意する
保冷剤・ドライアイス小さめのタオルや布で包んで使用する。複数用意して定期的に交換する
タオル・ウェットティッシュタオルは濡らしてしっかり絞って使う。水分が残りすぎないよう注意
脱脂綿体を拭いた後、鼻・肛門に詰めて体液漏れを防ぐ。汚れたら交換できるよう替えを用意
お供え物生花や生前好きだったおやつ・おもちゃなど。プラスチック・金属は火葬できないため注意

愛情を込めて遺体の処置を行う

遺体の処置は、死後硬直が始まる前に行います。硬直してしまうと、24時間ほど経って硬直が解けるまで目や口を閉じたり、体勢を変えたりできなくなるため、できるだけ早めに取り掛かりましょう。

犬の種類死後硬直が始まる時間
小型犬死後 約1時間
中型犬死後 約1時間半
大型犬死後 約2時間

※体が小さいほど死後硬直は早く始まる傾向があります時間には個体差があります

寄り添って眠る大型犬と小型犬

●姿勢を整える

ペットシーツやバスタオルの上に犬ちゃんを寝かせ、手足を優しく折りたたみ、眠っているときのような姿勢に整えます。

手足の関節を優しく曲げて体に寄せ、眠っているような体勢に整えます

注意点

・手足が伸びた状態のままでは、棺や火葬炉に遺体が収まらないことがある

・すでに死後硬直が始まっている場合は無理に体勢を変えない。24時間ほど経ち硬直が解けてから行う(無理に動かすと関節が外れることがある)

●遺体を清潔にする

遺体の処置(エンゼルケア)にはエンゼルケアには「遺体を衛生的に保つ」「犬ちゃんの尊厳を守る」「飼い主様の心の整理」という3つの意味があります。飼い主様から犬ちゃんへの最後のお手入れになりますので、心を込めて行ってあげてください。

しっかり絞ったタオルやウェットティッシュで、全身の汚れを優しく拭き取ります。体を拭き終わったら、肛門・鼻などに脱脂綿や綿球を詰めて体液漏れを防ぎます。最後に全身を丁寧にブラッシングして、毛並みを整えてあげましょう。

濡らしたタオルやウェットティッシュで体を拭き清潔にします

鼻やお尻からは体液が出ることがありますので綿球やガーゼを詰めます

仕上げにブラッシングをして毛並みを整えてあげましょう

棺に納めて冷やす

●棺に遺体を納める

棺(段ボール箱やペット用棺)の底にペットシーツや新聞紙を敷き詰め、その上にバスタオルやタオルを敷いて、犬ちゃんを優しく寝かせます。

●遺体を冷やす

ドライアイスや保冷剤をタオルで包み、犬ちゃんの遺体の周りに置きます。傷みやすい頭部・腹部を重点的に冷やすことで、火葬までの間きれいな姿を保てます。

保冷剤をタオルで包み遺体の周りに添えます
とくに腐敗の進みやすいお腹や頭は重点的に冷やしましょう

注意点

・遺体に水滴が付くと傷みの原因になるため注意する

・保冷剤は溶け切る前にこまめに取り替える

・ドライアイスは素手で触れない(凍傷の恐れがある)

・ドライアイス使用時は棺を密封しない(昇華・気化すると容器が破裂する可能性がある)

●棺に供花やお気に入りの物を供えるのもおすすめ

生花や生前好きだったおやつ・おもちゃを一緒に添えてあげるのも良いでしょう。

棺にお花や大好きなおやつ・おもちゃなどを一緒に入れてあげるのも良いですね

注意点

・体液が漏れてきたら、ペットシーツ・タオル・綿球を取り替える

・プラスチック製品や金属類は火葬できないため棺には入れない

夏場・冬場の安置の注意点

夏場は気温が高く遺体の傷みが早いため、エアコンの効いた涼しい部屋に安置することが基本です。保冷剤・ドライアイスともに夏場は溶けやすくなるため、こまめに確認して交換・補充を行いましょう。できれば24時間以内、遅くとも1〜2日以内には火葬の手配を済ませましょう。

冬場は室内が暖房で温まりすぎないよう注意が必要です。暖房の当たらない涼しい部屋を選んで安置しましょう。適切に冷却すれば2〜3日ほどきれいな状態を保てます。ただし結露による水滴が遺体に触れないよう、保冷剤の包み方に気をつけてください。

犬ちゃんの安置ができたら、速やかに火葬・葬儀の手配をしてあげましょう。

犬ちゃんの遺体の安置方法については、YouTubeの動画でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

\犬ちゃんの安置方法から火葬・葬儀、その後の供養までを徹底解説/

愛犬の火葬・葬儀後までの安心ガイド
▲詳しくは画像をクリック!!

愛犬の見送り方は3つ|訪問ペット火葬・ペット霊園・自治体

訪問ペット火葬車で葬儀を行う飼い主様

愛犬の遺体は、火葬して供養してあげるのが良いでしょう。かつては自宅の庭に土葬されることもありましたが、マンションや賃貸住宅に暮らす方が増えたことや、長期間にわたるお墓の管理が必要なことから、現在ではほとんど行われていません。

今は訪問ペット火葬業者やペット霊園を利用する方が増えています。費用を抑えたい場合や、依頼先を決めることが難しい場合は、自治体への依頼という選択肢もあります。

訪問ペット火葬業者|利便性が高く自由度の高い葬儀ができる(超小型〜大型犬)

こんな飼い主様におすすめ
  • 人と同じように丁寧に供養してあげたい
  • 葬儀の時間や場所を自由に選びたい
  • 遺骨の供養方法を自由に選びたい
  • 自分の手で拾骨してあげたい
  • 家族や犬友達みんなで一緒にお見送りがしたい
  • 分骨や粉骨をしてほしい

訪問ペット火葬業者は、ペット用火葬炉を搭載した火葬車で自宅や希望する場所へ来て、その場で火葬を行います。小さなお子様やご高齢のご家族様など外出が難しい方もお見送りに立ち会えますし、遺体の運搬手段がない飼い主様も利用しやすいのが特徴です。

「遺骨を自分で拾ってあげたい」「思い出の場所で葬儀をしてあげたい」など、飼い主様の意向に沿って柔軟に対応してもらえる自由度の高さも人気の理由です。遺骨の返骨も可能で、その後の供養方法も自由に選べるため、しばらく手元に置いておきたいという飼い主様にも向いています。

火葬プランには「合同火葬(他のペットちゃんと一緒に火葬)」「一任個別火葬(愛犬だけを個別に火葬)」「立ち会い個別火葬(火葬の立ち会いから拾骨まで行える)」の3種類があり、希望に合わせて選べます。

対応可能な犬種🐾
超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬

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ペット霊園|火葬から埋葬まで一貫して任せられる(超小型〜超大型犬)

こんな飼い主様におすすめ
  • 人と同じように丁寧に供養してあげたい
  • 葬儀の時間を自由に決めたい
  • 遺骨はペット霊園で永代供養してあげたい
  • 自分の手で拾骨してあげたい
  • 分骨や粉骨をしてほしい
  • お墓の管理を任せたい

ペット霊園は、遺体を持ち込むことで葬儀・火葬・納骨までを一貫して執り行ってくれます。納骨堂・共同墓地・個別墓地など飼い主様の希望に合わせた供養方法を選べます。オリジナルの墓石を作ったり、将来的に飼い主様と一緒に入れるお墓を選べたりする霊園もあります。

「丁寧に供養してあげたい」方はもちろん、「自宅にお墓を作れない」「忙しくて自分では遺骨の管理ができない」という方にも向いています。

火葬プランは訪問ペット火葬業者と同様に、「合同火葬」「一任個別火葬」「立会個別火葬」の3種類があります。

対応可能な犬種🐾
超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬(霊園によっては超大型犬にも対応)

自治体|費用を抑えたい場合の選択肢(超小型〜中型犬)

こんな飼い主様におすすめ
  • 費用をできるだけ抑えたい
  • 供養方法にはこだわらない

ほとんどの自治体で、遺体の引き取りと火葬を実施しています。費用は自治体によって異なりますが、概ね数千円程度と、訪問ペット火葬業者やペット霊園と比較して安価です。また、悪質な業者の被害に遭うリスクがない点も安心できるポイントです。

一方で、引き取りの日時を自由に決めることはできず、火葬への立ち会いや返骨に対応していない自治体が大多数です。場合によってはゴミと一緒に焼却される自治体もあるため、事前に利用規定を確認してから依頼するようにしましょう。

対応可能な犬種🐾
超小型犬、小型犬、中型犬

ご相談・お見積もり無料ペット火葬ハピネスは
日本全国対応

※許認可の関係等で現在対応できない地域も
一部ございます。

愛犬の遺骨の供養方法4つ|特徴・注意点・おすすめ例を一覧表で掲載

愛犬の写真と数珠と線香

供養方法特徴注意点こんな飼い主様におすすめ
ペット霊園への納骨・埋葬・納骨堂や霊座への納骨、墓地(合同・個別)への埋葬がある
・年忌法要などの永代供養を頼める
・管理の手間がかからない
・郊外にあることが多くアクセス面で不便・人と同じように供養してあげたい
・自分に何かあっても供養を続けてあげたい
・遺骨の管理が難しい
・車などの移動手段を持っている
私有地への埋葬・プランター葬・遺骨のまま、または粉骨して私有地やプランターに埋葬する
・犬ちゃんの存在を身近に感じられる
・いつでもお墓参りができる
・野生動物に遺骨を掘り起こされないよう管理が必要
・私有地への埋葬の場合、気軽に引越しや土地の売却ができなくなる
・プランターに植物を植える場合はお世話が必要
・近隣に配慮してお墓の場所を決める必要がある
・毎日のようにお墓参りがしたい
・お墓の管理が苦ではない
・植物のお世話が好き
手元供養・仏壇や祭壇を作って骨壺を安置する方法と、遺骨をキーホルダーやアクセサリーに入れて身に付ける方法がある
・犬ちゃんの存在を身近に感じられる
・いつでも手を合わせられる
・遺骨がカビてしまわないように管理が必要
・来客時など、周囲の人への配慮が必要
・将来的に遺骨をどうするのか考えておく必要がある
・毎日手を合わせてあげたい
・遺骨の管理が苦ではない
・いずれはペット霊園への納骨を考えている
・将来的には犬ちゃんと一緒にお墓に入りたい
散骨・遺骨をパウダー状に加工して、海や山、思い出の場所に散骨
・宇宙や無人島への散骨を行う専門業者もある
・周囲へ配慮して行う必要がある
・国有地や公有地、他人の所有地では許可を取る
・漁場・養殖場の周辺や自然環境保全区域では法律・条例により散骨禁止
・自治体によっては散骨に関する条例があるところがある
・大自然に還してあげたい
・思い出の場所に弔ってあげたい
・遺骨の管理が難しい

愛犬が亡くなった後の手続き

愛犬のために必要な手続き

葬儀が終わったら、忘れずに各種手続きを行いましょう。

犬の死亡届|亡くなった日から30日以内に自治体へ提出

飼い犬は狂犬病予防法第4条 により、お住まいの市町村への登録と予防注射が義務付けられています。この登録を抹消するために、愛犬が亡くなった日から30日以内に自治体へ死亡届を提出する必要があります。

提出を怠った場合、20万円以下の罰金を科せられる可能性があるため注意しましょう。

死亡届の提出先・必要書類・提出方法(窓口・電子申請・郵送・電話)の詳細については、以下の記事で自治体別に詳しく解説しています。

マイクロチップ登録がある場合の死亡手続き

2022年6月から、犬・猫へのマイクロチップ装着が義務付けられました。愛犬がマイクロチップを装着していた場合は、環境省の登録機関へも死亡届を提出する必要があります。

手続きにはマイクロチップの識別番号と暗証記号が必要です。

自治体によっては、マイクロチップの登録機関に死亡届を申請するだけで、自治体への届出も同時に完了する「特例制度」を設けているところもあります。詳しいお住まいの自治体の対応については、下記の記事をご確認ください。

特例制度を設けている自治体例

船橋市では、令和5年4月1日から、マイクロチップ情報の登録または変更登録を完了した犬の飼い主は、狂犬病予防法の登録をしたものとみなし、窓口での鑑札の交付手続きを不要とする狂犬病予防法の特例制度を適用します。

「犬の登録と注射」船橋市

ペット保険の解約

ペット保険に加入していた場合は解約しましょう。手続き前に、愛犬を見送るまでにかかった治療費の保険申請に漏れがないか必ず確認しておきましょう。

保険の特約によっては、解約後も一定期間内に申請すれば、火葬・葬儀にかかった費用や仏具の購入費用の一部が補償されるものもあります。日割り計算で保険料が請求されるケースも多いため、不明点は保険会社に確認するようにしましょう。

手続きの際は愛犬が亡くなった日を確認されることが多く、以下のような書類が必要になる場合があります。

📄犬ちゃんが亡くなったことを証明する書類

死亡診断書
動物病院で亡くなった場合、または自宅で亡くなった後に獣医師に診察してもらい死亡が確認された場合に発行(動物病院で発行)

診察明細書
病名や症状、診察内容などが記載されており、保険金請求に必要(動物病院で発行)

火葬・埋葬証明書
火葬・埋葬・納骨がなされたことを証明する書類(訪問ペット火葬業者・ペット霊園で発行)

火葬・埋葬の領収書
火葬・埋葬サービスを利用した際に受け取れる(訪問ペット火葬業者・ペット霊園・一部自治体で発行)

ペット保険名問い合わせ先手続き
アニコム損害保険株式会社あんしんサービスセンター
0800‐888‐8256
平日9:30~17:30
土日・祝日9:30~15:30
ご契約の解約・失効手続き
アイペット損保WEB問い合わせ(ご契約者様)
電話窓口
0800‐919‐1525
月~土9:00~18:00
日・祝日・年末年始は休み
マイページから書類の取り寄せが可能
ペット&ファミリー損害保険株式会社電話窓口
0120‐584‐412
9:00~17:00(土日・祝日、12/30~1/4を除く)
マイページから手続き可能
楽天ペット保険電話窓口
0120‐939‐851
AIオペレーター:24時間365日
オペレーター:9:00~18:00(年末年始を除く)
お客さま情報の変更・解約手続き
PS保険お客様サービスセンター
0120‐335‐573
平日9:30~17:30(土日・祝日・年末年始を除く)
ペットが亡くなった場合の手続き

血統書登録の抹消手続き

愛犬が血統書団体に加入していた場合は、登録抹消の手続きを行いましょう。まず所属団体へ連絡し、犬ちゃんが亡くなったことを伝えます。

申請方法は団体ごとに異なりますが、「血統書の返還」と「亡くなった日付の報告」は共通しているようです。死亡を証明する書類(死亡診断書・火葬証明書など)の提出を求められるケースもあるため、あらかじめ用意しておくと安心です。

血統書を愛犬との思い出として手元に残したい場合は、手続き後に返却を希望する旨を伝えておきましょう。

愛犬との別れによるペットロスの重症化を防ぐ

愛犬との別れに悲しむ飼い主様

深い絆で結ばれた愛犬との死別は、飼い主様に深い悲しみをもたらします。喪失感や悲しみから心身に不調が現れる「ペットロス症候群(ペットロス)」に陥る方も少なくありません。

ペットメディカルサポート株式会社が犬や猫を飼ったことのある人に実施したアンケート調査によれば、約半数の52%の方がペットロスを経験しているといいます。

ペットロスに陥ると、不眠・食欲不振・めまい・だるさ・吐き気など様々な症状が現れ、ひどい場合は日常生活がままならなくなることもあります。

そのような状況の中で「犬ちゃんが心配するから泣いてはいけない」「いつまでも立ち直れない自分はダメな飼い主だ」と自分を責めてしまう方もおられますが、これは回復には逆効果です。それだけ犬ちゃんを深く愛していた証拠であり、その悲しみはそのまま受け止めてよいのです。無理に抑え込まず、感情のままに涙を流すことも、時には必要なことだと私は思います。

私自身も、これまで愛犬5匹を見送ってきました。何度その時を迎えても慣れることはなく、毎回深い悲しみに包まれます。それでも、悲しいときには思いっきり泣き、家族と思い出話を語り合い、命日にはお墓参りをしながら、少しずつ愛犬のいない現実を受け入れ、立ち直ってきました。

身近な人と悲しみを分かち合ったり、お墓参りや遺品整理をしたりすることは、ペットロスからの回復に効果的とされています。

それでも長期間悲しみから抜け出せない場合や、心身に重い症状が出ているときには、ためらわず専門家を頼りましょう。心療内科の受診や専門カウンセリングは、とても有効な方法です。一人で抱え込まず、気負わずに相談してみてください。

まとめ

「愛犬が亡くなってしまったかもしれない」というとき、冷静でいられる飼い主様はほとんどいません。しかし、素早い対処ができれば命を助けられる可能性もありますし、万が一亡くなってしまった場合でも、悔いなくお見送りできるよう、落ち着いて一つひとつ対応していただきたいと思います。

まずは生死確認を行い、息がある場合はすぐに動物病院へ。死亡が確認された場合は、以下の流れでお見送りの準備を進めてください。

死後硬直前に遺体のエンゼルケアと安置を行う

お見送り方法を決め、依頼先へ連絡する

火葬・埋葬を実施する

自治体・マイクロチップ登録機関に死亡届を提出する(30日以内)

この流れを頭に入れておくだけで、いざというときに慌てずに済みます。つらいことですが、大切な家族が安心して旅立てるよう、精一杯の愛情を込めて見送ってあげましょう。

ハピネスでは、愛犬とのお別れに際してご不安な想いを抱える飼い主様からのご相談を承っております。お別れ直後の飼い主様はもちろん、お別れに備えておきたい飼い主様も、どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいませ。

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この記事の執筆者

執筆者

ペット火葬
ハピネス 編集部 S・A

愛犬・愛猫・愛鳥など8匹以上を見送った経験を持ち、現在も愛犬と暮らす動物愛好家。初代愛犬を満足に供養できなかった経験からペット火葬ハピネスへ入社。あたたかなペット葬儀のための情報を発信。私生活では動物保護ボランティアへの支援を行っている。

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ハピネスはそんな飼い主様に寄り添って最良のカタチでペットちゃんを
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