犬が死ぬ前にする行動って?後悔のないよう最期にできること

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犬が死ぬ前にする行動って?後悔のないよう最期にできること

いつも一緒に過ごし、家族に癒しや幸せな時間をたくさんくれる愛犬。生まれたばかりの頃に家にやってきて、我が子のようにかわいがられているご家庭も多いと思います。しかし、犬は私たちの何倍もの速さで成長し、いずれ別れの日がやってきてしまいます。

いざという時に慌てないために、ペットちゃんが元気なうちから家族で最期の過ごし方を話し合っておくことが大切です。
今回は、愛犬の最期にしてあげられることや、亡くなる前に見せる症状などをご紹介します。

犬の寿命とは

親子で一緒に寝る犬の写真
犬は種類にもよりますが、人間の年齢にすると生後2年で22~24歳になります。その後1年ごとに4歳程度ずつ年をとり、生後7年~10年ではシニア犬となります。

犬の平均寿命は10~15歳といわれています。体の大きさや種類によっても異なり、超小型犬のチワワは13~15歳、小型犬のミニチュアダックスフンドは13~16歳、中型犬の柴犬は13~16歳、大型犬のゴールデンリトリバーは10~13歳くらいです。

もちろん、食事や運動などの生活習慣によっても寿命は変わりますので、健康管理をきちんとしてあげることが大切です

亡くなる前に見せる症状

上を見上げるヨークシャーテリアの写真

弱いところをあまり見せずいつも元気な愛犬ですが、亡くなる前はいつもと違う症状を見せることがあります。犬は1年で4歳ずつ年を取るため、とくにシニア犬は日々のちょっとした変化を見逃さないようにしましょう

食欲がない、水を飲まない

一番気づきやすい変化として「食欲がなくなる」ということがあります。ご飯の時間になるといつも嬉しそうにしっぽを振って近づいてきた愛犬が「ぐったりしてご飯をまったく食べていない」などの症状が出たら、体調がよくないサインかもしれません。他のご飯やおやつは食べるか、水は飲んでいるかなどを確認して獣医師に相談するようにしましょう。

ずっと寝ている

シニア犬は若い犬に比べて睡眠時間が長くなります。しかし、突然寝てばかりいるようになったという場合は、注意が必要です。単にすることがなくて寝ている場合は、声をかけたら寄ってきます。声をかけても、ぐったりして動かないというような場合は、獣医師に相談して診てもらうほうがいいでしょう。

亡くなる数日前から直前に見せる症状

目を半分閉じているミニチュアダックスの写真

犬は亡くなる直前にサインを出すことが多い動物です。兆候が見えてきたら、慌てず寄り添って看取ってあげましょう。飼い主様が寄り添ってくれることが、愛犬にとって一番の安心になります。

下痢や嘔吐をする

元気なときは閉じていた肛門が、亡くなる前は力が入らず閉じなくなります。そのため、愛犬から下痢が流れ出ることも少なくありません。また、嘔吐してしまう場合もあります。愛犬の体が汚れないように、ペットシートなどを敷いてこまめに拭いてあげましょう。

体温が下がる

元気な犬の体温は38~39度と人よりも高い温度です。シニア犬になるとだんだん低くなります。そして、亡くなる直前になると私たちよりも温かかった体温がさらに下がってしまいます。これは体の機能が徐々に停止しているという証拠ですので、できるだけ寄り添ってあげましょう。

目の力が入らなくなる

目の焦点が合わなくなってくる、まぶたが重く目を開けることが難しくなる、といった症状が見えたら死が迫っているというサインかもしれません。愛犬から見えやすい場所にいて、安心感を与えてあげてください。

痙攣をする

愛犬が飼い主様の呼びかけに反応しなくなり、意識が朦朧としてくると痙攣が起きることがあります。何度も痙攣をしている愛犬を見ていると、苦しそうで飼い主様も辛い気持ちになることでしょう。しかし、この症状は亡くなる前に見られることが多く、ほとんど意識はない状態です。

呼吸が乱れる

犬が亡くなる直前、浅い呼吸からだんだん深い呼吸に変わり、その後無呼吸となる異常な呼吸サイクルを繰り返すことがあります。これをチェーンストークス呼吸といい、この症状が見られると余命はあと数時間から数分となることが多くなります。

最期に愛犬にできること

遠くを見つめる服を着た犬の写真

愛犬がシニア期に入ったり、余命を告げられたりすると「愛犬が亡くなる前に何かしてあげたい」と飼い主様は思うものです。後悔のない最期のときを過ごせるように、この章では愛犬に最期にしてあげられることをご紹介します。

一緒に過ごす時間を増やす

愛犬にとって大切な人は家族だけです。できるだけ一緒に過ごす時間を増やしてあげましょう。大好きな家族と過ごす時間は、愛犬にとって何より幸せな時間です

外出する

体調がよく外出できる場合は、散歩やお出かけに出かけてみるのもいいでしょう。太陽を浴びたり風を感じたりすることで、リフレッシュできます。

スキンシップをする

愛犬の頭を撫でてあげたり、体をマッサージしてあげたりしてたくさんの愛情を伝えましょう。大好きな家族とスキンシップをとることで安心感を与えることができます。

愛犬が好きな人や友達に合わせる

愛犬が大好きな人やお友達がいる場合は、会わせてあげると喜ぶでしょう。反応がなくても、声や匂いを感じきっと喜んでいるはずです。

好きな食べ物をあげる

食事制限がない場合は、愛犬が大好きな食べ物を食べさせてあげましょう。噛む力が弱っている場合は、食べやすいように細かくして食べさせてあげるといいでしょう。

体を拭いてあげる

体調が優れず、お風呂に入ることが難しくなる場合もあると思います。そのような場合は、愛犬の体を濡れたタオルなどで優しく拭いてきれいにしてあげましょう。

体勢を変えてあげる

寝たきりの状態になると床ずれになることがあります。長時間同じ体勢にならないように、体勢を変えてあげましょう。また、タオル等で保護や最近は床ずれを防止する介護用マットも販売されています。

亡くなる前に決めておいたほうがいいこと

お墓と供えられたお花

愛犬が亡くなった際、最後まできちんと供養することが飼い主様が愛犬に最後にしてあげられること。亡くなってから慌ててしまわないように、亡くなる前から家族で話し合っておくことが大切です。この章では、愛犬が亡くなる前に決めておいたほうがいいことをご紹介します。

医療などの対応を家族で話し合う

万が一の際に慌ててしまい、自分自身の決断に後悔される飼い主様もいらっしゃいます。愛していたからこそ後悔することもありますが、自分自身を責めている飼い主様を見ると愛犬もきっと心配です。納得できる形で送るためにも、愛犬が元気なうちから「延命治療はするのか」「どこで看取るのか」などしっかり家族や獣医師と話し合っておくといいでしょう。

火葬方法や葬儀方法を決めておく

愛犬が亡くなった場合、自治体や葬儀業者に火葬を依頼するか、私有地に埋葬して供養する方法があります。愛犬にとって、家族にとってどのような方法で供養するのがいいのか事前に決めておくといいでしょう。葬儀業者に依頼する場合は、事前予約や相談が可能な場合もあります。

火葬後の遺骨の供養方法

業者などで個別に愛犬を火葬した場合は、遺骨を返却してもらえる場合もあります。供養方法は「お墓を建てる」「納骨堂に納骨する」など人と同じように供養することが可能。また最近は、海や山への散骨、遺骨を入れることができるアクセサリー・オブジェなど供養方法が多様化しています。供養の方法によって火葬方法が異なりますので、事前に供養方法を決めておくといいでしょう。

まとめ

愛犬は大切な家族ですので、お別れのことを考えるだけで辛い気持ちになると思います。しかし、万が一の際に備えておくことはとても大切なことです。そのためには、愛犬にどのような最期を送ってほしいか、どのように送りだしてあげるのか家族で話し合っておきましょう。お住まいの自治体の火葬方法を調べたり、葬儀業者に事前に相談するのもいいでしょう。

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