プランター葬は後悔する人が多い?ウジ虫やにおいを防ぐ方法は?

プランター葬は後悔する人が多い?ウジ虫やにおいを防ぐ方法は?

大切なペットちゃんが旅立ったとき、「そばに置いてあげたい」 「土に還してあげたい」 そう思うのは、深い愛情があるからこそ。

プランター葬は、そんな想いから選ばれる供養の形のひとつです。

ペットちゃんにしてきたように、丁寧にお世話した植物がすくすくと成長し、やがて美しい花を咲かせる――

それは飼い主様にとって、大きな喜びとなるでしょうし、ペットちゃんにとっても飼い主様を笑顔にできる喜ばしいことだと思います。

“知っていたら、違う選択をしていたかもしれないーー

ただ、その想いとは裏腹に、プランター葬が

「怖かった」「後悔した」

という声がSNSや経験者のブログに数多く残されているのも事実です。
大切なペットちゃんのために、どうかこの先を読み進めてみてください。

ハピネスの調査によると、ハムスター・インコ・うさぎなどの小動物(犬・猫以外)を見送った飼い主様のうち、約5割が「自宅での埋葬」を選択しています。[※1]


一方で、小動物を見送った飼い主様の3人に1人以上が火葬を選んでいるのも事実です。「小動物だから自宅に埋めるもの」という思い込みを、ぜひ一度見直してみてください。

この記事では、プランター葬のリスクと現実を、できるだけ正直にお伝えします。
あなたとペットちゃんにとって、本当に後悔のない選択をしていただくために。

プランター葬が「怖い」と言われる5つの理由

プランターのお手入れをする人

愛するペットちゃんのそばにいたいという気持ちで始めたのに、思わぬ困難に直面してしまった――そんな経験をされた方々の声から、リスクをひとつひとつ丁寧にお伝えします。

プランター葬でウジ虫・コバエとにおいが発生する

埋葬が浅かったり、土の量が足りなかったりすると、遺体が分解される過程でウジ虫やコバエが発生し、強烈な異臭が出ることがあります。

「あの子のそばにいたい」という純粋な想いで始めたはずが、プランターのそばに近づくことができなくなってしまう――そんな悲しい状況に陥る方も少なくありません。ペットちゃんへの記憶が、苦しいものに塗り替えられてしまわないように、ぜひ事前にご確認ください。


ベランダに置いていたら、夏場にコバエがひどくなって、窓も開けられなくなってしまいました

SNSより引用

プランター葬で遺体・遺骨が掘り返されるリスク

次のような原因で、意図せず遺体を目にしてしまうリスクがあります。

・雨風で土が流れ出て、遺体が露出する
・カラスや野良猫が掘り起こしてしまう
・植物の植え替え時に、根と遺体が絡まって出てきてしまう

意図せず遺体を目にしてしまうことは、ただショッキングなだけでなく、せっかく少しずつ前を向こうとしているペットロスの回復を、深く妨げる原因にもなります。大切なペットちゃんへの記憶は、どうか穏やかなままでいてほしいと思います

ハムスター・インコのプランター葬、その後は10〜30年の管理が続く

「すぐ土に還って、花になってくれる」そんなイメージを抱いている方も多いかもしれません。でも実際には、ハムスターやインコ・うさぎなどの小動物でも、遺体が完全に分解されるまで10〜30年かかります。

その長い時間、ずっとプランターに寄り添い続けることができるか、今一度ゆっくり考えてみてください。

プランター葬は水やりをやめられない

植物を植えていなくても、遺体の分解には水分が必要です。水やりを怠ると、遺体が「ミイラ化」してしまいます。

旅行・入院・繁忙期……。ペットちゃんのためにと始めたプランター葬が、いつしか「ちゃんとできているだろうか」という不安に変わってしまうことがあります。大切な存在だからこそ、無理なく続けられる形を選んでほしいと思います。

「最後はゴミとして捨てるしかない」という現実

これが、多くの飼い主様がもっとも心を痛めるポイントです。

引越しや退去のとき、プランターの土はどこへ持っていくのか?

  • 公園や河川敷への埋設 → 不法投棄の可能性 [※2]
  • 土は一般ゴミとして捨てられないことが多い [※2]
  • 廃棄業者も個人の少量依頼は断るケースが多い

そばに置き続けることで愛情を注ぎ続けてきたのに、最終的に「燃えるゴミとして出すしかない」という現実に直面してしまった方が少なくありません。あの子には、そんな結末を迎えさせたくなかった――その後悔の大きさは、想像するだけでも胸が痛くなります。


ゴミとして捨てるくらいなら、最初から火葬にすればよかった。本当に後悔しています

SNSより引用

小さな君がくれた大きな愛に、
たくさんの感謝を込めて

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プランター葬でウジ虫・においを防ぐ正しい方法――でも、これだけ大変です

プランター葬に必要なものを準備する

「きちんとやればトラブルを防げるのでは?」そう思う方のために、できるだけ安全にプランター葬を行う方法もご紹介します。ただ、実行するには相応の準備と長期にわたる覚悟が必要です。大切なペットちゃんのために、ぜひ事前に確認しておいてください。

プランター葬に必要な道具

アイテム条件・備考
プランター素焼き・深さ30cm以上(10号以上)
プラスチック鉢は劣化するため長期管理に不向き
園芸用の土8リットル以上(土の重さ目安:約3.5〜4.5kg)
※鉢・植物込みの総重量は13kg前後になることも
鉢底ネット虫の侵入を防ぐ、遺体へ根が絡むのを防ぐ
飾り石表面を覆い、動物の掘り起こし対策
腐葉土遺体の上下に敷いて分解を促す

プランター葬の埋葬手順

①鉢底ネットを敷く(虫の侵入を防ぐ)
②園芸用の土、腐葉土の順で鉢に土を入れる
③ペットちゃんを寝かせ上から腐葉土をかぶせる(遺体の位置は鉢の中央部を目安に)
④土の表面を覆うように鉢底ネットを敷く(植物の根が遺体に絡まないように仕切る)
⑤土を入れ、植物を植える
⑥飾り石や観葉植物用の木炭で表面を覆う(動物の掘り起こし、土の流出対策)

プランター葬でウジ虫・においが発生してしまったら

対処法は、植物を植えているかどうかで異なります。

植物を植えていない場合
プランターごとビニール袋に密閉し、日当たりのよい場所に1〜2週間置いて窒息死させる方法が有効です。

植物を植えている場合
袋で密閉すると植物が枯れてしまうため、園芸用の殺虫剤を使用します。植物への影響が少ないタイプを選び、用法・用量を守って散布してください。

「後悔した」――プランター葬をした飼い主様たちのリアルな声

ハムスターの後ろ姿

プランター葬を選んだ飼い主様の多くは、ペットちゃんへの深い愛情からその決断をされています。それでも後から「こんなはずじゃなかった」と感じてしまった方々の声が、SNSやブログに数多く残されています。

同じ悲しみを繰り返さないために、実際に寄せられた経験談をご紹介します。


ハムスターをプランター葬にしたんですが、夏が来るたびにコバエがわいて…。かわいかったあの子のことを思い出すたびにつらくなるし、プランターを見るのが怖くなってしまいました。

ハムスター飼い主様SNSより


インコをベランダのプランターに埋めていたのに、ある朝見たら土が掘り返されていて…。近所のカラスにやられたみたいで、もう言葉が出なかった。ちゃんと火葬してあげればよかった、と今でも思います。

インコ飼い主様SNSより


うさぎのプランター葬をして2年後に引越しが決まって、どうしたらいいか本当に困りました。結局、土をゴミとして出すしかなくて…。あの子への申し訳なさが今もあります。

うさぎ飼い主様SNSより


仕事が忙しくて水やりをさぼっていたら、植え替えのときに遺体がミイラ化した状態で出てきてしまいました。ショックで何日も立ち直れませんでした。

小動物飼い主様SNSより


プランターに埋葬したあと、デメリットに気づいて必死に対策を調べました。大きなプランターに植え替えも行いましたが、今もその後の対応に悩んでいます。ペットの専門家として、よく調べずに選んでしまったことを後悔しています。

小鳥専門の獣医師ブログより

※上記は実際にSNSやブログに寄せられた経験談をもとに掲載しています。個人が特定されないよう一部表現を調整しています。

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プランター葬、10年後・20年後の自分を想像してみてください

色とりどりの花の中に置かれたうさぎのオブジェ

少し立ち止まって、想像してみてください。

10年後、20年後――あなたはどこで暮らしていますか?

  • 今の住まいにずっといますか?
  • 健康でガーデニングを続けられていますか?
  • プランターを持って引越しできる環境ですか?
  • 最終的に土を還せる「自分の庭」がありますか?

10年後のことでさえ、なかなか想像しにくいですよね。それが20年、30年と続くのが、プランター葬の現実です。あなたの生活が変わっても、ペットちゃんへの想いを大切にし続けられる形を選んでほしいと思います。


プランター葬を最後まで見守り続けられるのは、ガーデニングが生涯の趣味で、かつ土を還せる自分の庭がある方に限られます。そうした環境にない多くの方にとって、プランター葬を完遂することは非常に難しいのが現実です。

「ゴミとして処分せざるを得ない」という状況になったとき、ハムスターやインコ、うさぎを亡くした飼い主様の心がどれほど傷つくか……。そんな悲しい思いをしてほしくないからこそ、筆者は今この記事を書いています。

後悔しないために――小さな命を丁寧に見送る選択肢

ペットちゃんの骨壺

「ハムスターやインコは小さいから、火葬なんて大げさかな」と思っていませんか?

体は小さくても、あなたの毎日を明るく照らしてくれた、かけがえのない家族です。どんなに小さな命でも、心を込めて丁寧にお見送りしてあげることができます。そして、それはきっとペットちゃんへの最高の贈りものになるはずです。

訪問ペット火葬という選択

自宅まで来てもらえる。
最後まで、そばで見守れる。

「火葬」というと、遺体を預けて離れ離れになるイメージがあるかもしれません。でも訪問火葬なら、自宅の前でお見送りができます。移動のストレスもなく、ご家族みんなで最後の時間を過ごせます。

  • ハムスター・インコ・うさぎなど小さなペットちゃんもお任せいただけます
  • 高性能火葬炉で、小さなご遺骨もきれいに残せます
  • 手元供養・遺骨プランター葬などその後の供養も自由に選べます
  • スタッフが自宅まで伺うので、外出が難しい方にも安心

「合同火葬」と「個別火葬」の違いを知っておいてください

手元供養や遺骨のプランター葬を希望する場合、火葬の種類の選択がとても重要です。

火葬の種類返骨一般的な費用の目安
合同火葬(自治体・業者)なし ×8,000〜15,000円
一任個別火葬あり 〇15,000〜20,000円
立会個別火葬あり 〇20,000〜40,000円

合同火葬では、遺骨は返ってきません。手元で供養したい方・遺骨のプランター葬を検討している方は、必ず「個別火葬」を選びましょう。

加えて、依頼する前に小さなペットちゃんのお骨を残せるかを事前に業者へ確認しましょう。
お骨は小さく脆いため、きれいに残すには高い技術力が求められます。

ハピネスの個別火葬料金

一任個別火葬 13,200円(税込)〜

立会個別火葬 16,500円(税込)〜

ハピネスでは、高性能火葬炉と熟練のペット火葬士により、小さなペットちゃんのご遺骨もきれいに残せます。

「遺骨のプランター葬」なら、安心してそばで見守れます

「それでも、植物として生き続ける姿をそばで見ていたい」

そのお気持ちは、とても自然で美しい愛情だと思います。そんな方には、個別火葬後の遺骨(粉骨)を土に混ぜる方法を、ぜひ検討してみてください。

ペットちゃんに寄り添うように植物を育て、美しい花が咲く日を楽しみに待つ――ウジ虫やにおいの不安なく、純粋にその喜びだけを感じていただける方法です。

遺体のプランター葬遺骨のプランター葬
プランターのサイズ大型(10号以上)必須小型でOK
虫・においのリスク高いなし
ミイラ化のリスクありなし
管理機関10~30年短期間
引越し・処分非常に困難柔軟に対応可

大切なペットちゃんへの想いを、どうかずっと大切にしていただけますように。

火葬後の供養は、これからも柔軟に選び直せます

個別火葬後は、その時々の生活に合わせて、供養の形を変えていくことができます。

  • 🏠 手元供養(骨壺を自宅に安置)
  • ⛩ 納骨・合祀(ペット霊園へ)
  • 🌿 散骨(庭や思い出の場所に)
  • 🌱 遺骨のプランター葬(粉骨を土に混ぜる)

引越しや環境の変化があっても、「ゴミとして処分せざるを得ない」という状況にはなりません。大切なペットちゃんへの想いを、ずっと大切にしていただけます。

まとめ

プランター葬は、「そばに置いてあげたい」「植物として生き続ける姿を見ていたい」という、深くて純粋な愛情から選ばれる方法です。その気持ちは、とても尊く、美しいものだと思います。

ただ、長い年月の中で思わぬ困難に直面し、「最後はゴミとして処分するしかなかった」という後悔につながってしまうケースが少なくありません。大切なペットちゃんには、そんな結末を迎えさせてあげたくない――きっとあなたもそう思うはずです。

どんなに小さな命でも、たくさんの笑顔と幸せをくれた大切な家族です。焦らず、後悔のないお見送りの形を、どうか時間をかけて考えてみてください。

あなたの深い愛情が、ペットちゃんへの最後の贈りものになります。
心穏やかなお別れが、きっとあなた自身が前を向く力にもなるはずです。

参考情報

  1. 1.自社調査「ペットのお見送り方法に関するアンケート」 ※本文「導入部:小動物の約5割が自宅埋葬を選択」のデータ出典 [※1]
  2. 2.廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法) ※本文「不法投棄の可能性」「土は一般ゴミとして捨てられないことが多い」の根拠 [※2]

ペットの散骨に関する法的な扱いは自治体によって異なります。お住まいの市区町村のルールを必ずご確認ください。

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この記事の執筆者

執筆者

ペット火葬
ハピネス 編集部 S・A

愛犬・愛猫・愛鳥など8匹以上を見送った経験を持ち、現在も愛犬と暮らす動物愛好家。初代愛犬を満足に供養できなかった経験からペット火葬ハピネスへ入社。あたたかなペット葬儀のための情報を発信。私生活では動物保護ボランティアへの支援を行っている。

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