
野生下でのミーアキャットの平均寿命は5~10年程と言われていますが、ペットとして飼われている場合は10年以上の長生きをする個体も少なくありません。
二本足で立ち上がる姿がなんとも可愛らしいミーアキャットですが、その見た目に反して獰猛な一面を持ち、飼いきれずに手放す飼い主様もおられるという悲しい現実があります。
そのためなのか、ミーアキャットの終末期や亡くなる前の様子、お見送りについての情報がとても少ないのが現状です。
そこで、愛するミーアキャットちゃんへたっぷりと愛情を注いで、最期まで寄り添っていきたいという飼い主様のために、当コラムではミーアキャットが「亡くなる前」に焦点を当てて役立つ情報をお伝えいたします。
ミーアキャットが亡くなる前には以下のような症状が現れます。
・食欲の減退
・活動量の減少
・体臭の異常
・体温の低下
・呼吸の乱れ
・発作、けいれん

わずかな異変にもすぐに気付けるように、日頃からペットちゃんの様子をよく観察しておくことが大切です。
そして、ペットちゃんとのお別れの時が、そう遠くない未来に訪れることを認識して、「看取りの準備」と「心の準備」をしておきましょう。
当記事では、ミーアキャットが亡くなる前の症状を詳しく解説し、最期を看取るまでに決めておきたいことや、亡くなってしまった際のエンゼルケアと安置のやり方をお伝えします。
ミーアキャットが亡くなる前の症状|食欲減退、活動量の減少など

「食欲はある?」「排泄物の状態に異常はない?」「毛並は?」「普段と違う行動をしていない?」
このように、日常的にペットちゃんの様子を細かく見る習慣を持っていれば、些細な異変にも素早く気付けて、何かあった時にもすぐに対処してあげられます。
とくにミーアキャットちゃんが亡くなる前には次のような症状が現れることがありますので、覚えておきましょう。
・食欲の減退
・活動量の減少
・体臭の異常
・体温の低下
・呼吸の乱れ
・発作、けいれん

ここでは、各症状とその対応方法についてお伝えいたします。
こちらでご紹介する対応策はあくまでも一般的な方法のため、詳しくはかかりつけの獣医師にご相談ください。
食欲の減退|食べられる量が減り水もあまり飲まない
どのような生き物にも言えることですが、亡くなる前には食欲がなくなってきて、お水もあまり飲みません。
「嚥下する力が弱くなる」「動きづらい」「代謝が落ちてお腹が空かない」などが原因と考えられます。
*フードをぬるま湯でふやかして柔らかくするなどして、食べやすくする工夫をしてあげましょう
*ご飯を口元まで持っていってあげるなどのサポートをすることで、食べてくれる子もいます
*中にはご飯に口をつけるのも嫌がる、水分すら摂らなくなるという子もいます。
この場合は、無理に食べさせようとせず、歯茎や舌を濡らすイメージで(シリンジなどを用いて)水やぬるま湯を与えましょう
活動量の減少|じっとしていたり寝ていたりすることが増える
「体力・筋力の低下」「体調が悪く動くのがつらい」などの理由から、亡くなる前にはじっとしていることが増えてきます。
睡眠時間も長くなり、末期には寝たきりのような状態になる子もいるようです。
*歩いていて転んだり、どこかにぶつけてしまったりすることもあるため、室内環境を見直して安全性を確保してあげましょう
*体が痛くなりにくいクッションを敷いてあげたり、寝たきりの場合は床ずれを起こさないように定期的に体勢を変えたりしてあげましょう
体臭の異常|酸っぱいような腐敗臭のような臭いがする
「代謝が落ちる」「唾液の分泌量が減る」などが原因で今まではしなかった臭いがするようになります。
酸っぱいような腐敗臭のような臭いが漂うようになったら死期が近づいているサインです。
また、高齢になるとおもらしをしてしまうことがあり、これが臭いの原因になることもあります。
*湯をくぐらせたタオルをよく絞り(またはペット用ウェットシートでも可)、体を丁寧に拭いて清潔にしてあげましょう
*おむつを使用する、ペットベッドにペットシーツを敷いてあげるなどのおもらし対策をしましょう
体温の低下|平常時と比べ著しく体温が下がると危険
ミーアキャットは、砂漠やサバンナなどの食料や飲み水が少ない過酷な環境で生き抜くために、基礎代謝が低く無駄なエネルギー消費を抑える特殊な体温調整システムを持っています。
昼夜の温度変化が激しい地域に生息するミーアキャットは、気温が高い日中に日光浴を行って体を温め、その体温は38.3℃ほどまで上がりますが、寒くなる夜間は体温が36.3℃ほどまで下がるのです。
飼育下であれば、ミーアキャットにとって適温の25~28℃の環境を整えるのが基本のため、ここまで体温の変化はみられないようですが、老化や病気などで弱ってしまうと元々低い代謝がさらに落ちて適正な体温を保てなくなってきます。
著しく体温が低下すると呼吸や心拍が減少し、危険な状態になるので注意しましょう。
*普段から定期的に平熱を計っておくようにして、体温が低くなりすぎていないかチェックしましょう
*洋服を着せる、ペットヒーターを用意するなど、あたたかく過ごせるようにしてあげましょう
呼吸の乱れ|呼吸数・リズムの変化、異常音がすることもある
死期が近づくと、呼吸の異常が見られることがあります。
「平常時よりも呼吸数が増加あるいは減少している」「呼吸のリズムが乱れている」「異常な呼吸音が聞こえる」という時は要注意です。
*1分間を目安に呼吸数を数えるとともに、リズムが一定かどうかを確認してください。
発作・けいれん|治まってからの状態確認が重要
疾患がある場合、てんかん発作やけいれんを起こすことがあります。
発作に伴って呼吸困難に陥ったり、失禁や泡をふいたりすることもありますが、通常では1~2分、長くても5分ほどで治まるそうです。
発作後、いつもの様子に戻っていれば慌てる必要はありませんが、ぐったりしている、反応がないという時は危険な状態で、そのまま命を落としてしまうこともあります。
*発作中に触ると反射的に噛まれることがあるため触らないようにして、周囲からぶつかると危ない物をどかすようにしましょう
*獣医師に症状を伝えらえるように、できれば発作中の様子を動画で撮影しておく、発作が治まるまでの時間を計るなどしておきましょう
ミーアキャットの終末期の対応や看取る場所を考える

終末期を迎えたミーアキャットちゃんへの対応や看取り方は、今の内から考えておくのが賢明です。
ミーアキャットちゃんが元気な内は「まだまだ先のこと」と後回しにしてしまいがちですが、いざその時になってからでは気が動転して判断を誤ってしまう可能性があります。
最期の時にどう対応する?延命治療/緩和ケア/自然に任せる
終末期や看取りでの対応方法は、「ミーアキャットちゃんにどのような最期を迎えてほしいか」という飼い主様それぞれの考え方や価値観で選択肢が変わります。
ご家族様ともよく相談して、ペットちゃんにとって最善の方法を選んであげてください。
●「延命治療」は、少しでも長く一緒にいたい人向け
回復の見込みはないとわかったうえで、命を一時的に延ばす医療的処置です。
「少しでも長く生きてほしい」「家族全員が揃うまで逝くのを待ってほしい」という飼い主様におすすめです。
●「緩和ケア」は、ペットちゃんの苦痛を取り除いてあげたい人向け
ペットちゃんの痛みや苦痛を和らげ、穏やかに最期を迎えられるようにする医療的処置です。
動物病院での処置の他、訪問医療で対応してくれるところもあります。
「大ケガを負っている」「苦痛を伴う病気を患っている」というペットちゃんの飼い主様におすすめです。
●「自然に任せる」は、ありのままの姿を受け止めたい人向け
ペットちゃんが安心できる、いつも通りの環境を整えて、最期の瞬間まで見守る方法です。
比較的穏やかに死を迎えられそうなペットちゃんや、今までつらい治療をがんばってきたペットちゃんの飼い主様におすすめです。
看取る場所はどうする?動物病院/自宅
先程の「看取り時の対応」にも関連しますが、看取る場所の選択肢は「動物病院」と「自宅」の2択になります。
●「動物病院」は状況に応じた治療やケアができる
延命治療や緩和ケアといった医療的処置を施してもらえるのが動物病院の利点です。
しかし、深夜にペットちゃんの容体が急変してしまうこともありますし、その際、懸命に治療を行ったとしても、飼い主様の到着を待たずにペットちゃんが亡くなってしまうこともあります。
このように、ペットちゃんの最期の時に立ち会えなくなる可能性も視野に入れておきましょう。
●「自宅」での看取りは甘えん坊のペットちゃん向き
飼い主様やお家が大好きで甘えん坊のペットちゃんは、自宅以外の場所では不安を感じてしまうかもしれません。
自宅での看取りは、いつもの環境で家族に見守られながら旅立てる、ということがペットちゃんにとって最大の魅力ではないでしょうか。
ただし、飼い主様がペットちゃんにしてあげられることには限界があります。
場合によっては、ペットちゃんの苦しそうな姿を見ているしかできないこともあると心得ておきましょう。
ペットちゃんのためにできることをやりきる
アイペット損害保険会社が実施したアンケートによると、ペットちゃんに対して「後悔していることがある」と回答した人は全体の57.9%でした。

*引用:ペットロスに関する調査~ペットを亡くした方の約6割が「ペットロス」を経験~(アイペット沿うん害保険株式会社:2023年)
その内容は「もっと何かできたのではないかという漠然とした思い」「一緒の時間の過ごし方」「最期の時間の過ごし方」が多くを占めています。

(亡くなったペットに対して、後悔したこと/後悔していることはあると回答した方n=576)
*引用:ペットロスに関する調査~ペットを亡くした方の約6割が「ペットロス」を経験~(アイペット沿うん害保険株式会社:2023年)
「最期の時をどのように迎えさせてあげるか」は、ペットちゃんにとっても大切ですが、遺される飼い主様の心のケアという点でも非常に重要なことだと言えるでしょう。
ペットちゃんに死期が近づいてきていると感じたら、一緒にいる時間をできるだけ増やし、たくさん愛情を伝え、優しく撫でてあげましょう。
人も、体が不自由になってくると不安や寂しさを感じやすくなるものですが、ミーアキャットちゃんもきっと同じではないかと筆者は思います。
後悔を残さないように、「できることは全部してあげる」という心づもりでペットちゃんに接するとともに、ご家族様とも十分に話し合って、納得の看取り方を考えておきましょう。
ミーアキャットの火葬の依頼先を決める|自治体/訪問ペット火葬業者/ペット霊園

ミーアキャットは外来生物のため、遺体をそのまま私有地やプランターへ埋葬することはあまり推奨できません。
私有地やプランターへの埋葬は法律で認められているとは言え、ミーアキャットの体内には日本に元々いない菌やウイルスがいる可能性もありますし、野生生物や環境への影響がないとも言い切れません。
とくに病気が死因の場合は、菌やウイルスを死滅させることができる火葬を選択しましょう。
ミーアキャットの火葬の依頼先は、「自治体」「訪問ペット火葬業者」「ペット霊園」の3つから選ぶことができます。
「自治体」は供養方法にこだわりがなく、費用を抑えたい飼い主様向け
お住まいの地域によって細かなルールは異なりますが、ほとんどの自治体ではペットの火葬に対応しています。
行政が運営しているという安心感と、安価な利用料金(数千円程度)が魅力です。
しかし、飼い主様の火葬への立ち会いや返骨に対応していない自治体が多い点と、遺骨が一般廃棄物と一緒に埋め立てられる点は覚えておきましょう。
理想通りの供養ができないこともあるため、利用する前にはホームページなどでどのような対応になるのか確認することをおすすめします。
「供養方法にはこだわらない」「火葬費用を抑えたい」という飼い主様には最適です。
費用〇 立ち会い✕ 拾骨✕ 返骨✕
※立ち会いや返骨に対応している自治体もある
「訪問ペット火葬業者」は時間や場所に囚われず、丁寧に見送りたい飼い主様向け
訪問ペット火葬業者は、火葬炉を搭載した専用車でペットちゃんの火葬を行うのが特徴です。
機動力があり、飼い主様のご自宅、思い出の場所など、指定した場所まで来てくれるため、外出が難しい方やペット友達皆で見送りたい方に人気があります。
また火葬日時を相談できたり、拾骨や返骨ができるプランがあったりと、柔軟に対応してくれるところも利用者が増えている理由でしょう。
ただし、自治体での火葬と比べるとやや高額になりますし、まれに悪質な業者が紛れている事実も知っておかなければいけません。
業者選びは慎重に行い、サービス・費用・対応など、すべての面で納得できるところに依頼することが大切です。
「時間や場所を自由に選びたい」「自分らしく丁寧に見送りたい」という飼い主様にぴったりの選択と言えます。
費用△ 立ち会い〇 拾骨〇 返骨〇
「ペット霊園」は人間と同じように葬儀から納骨までを行いたい飼い主様向け
ペット霊園とは、敷地内に斎場、火葬炉、納骨堂や墓地を完備している施設のことを言います。
人間の葬儀さながらのセレモニーを執り行い、火葬後の遺骨はそのまま墓地に埋葬することができるのが特徴です。
年忌法要や供養祭を行う霊園も多く、手厚い供養が受けられるというメリットもあります。
難点は3つ、費用が他の火葬方法と比べると高額になる点と、ご遺体の持ち込みを自力でする必要がある点、そしてアクセスしにくい立地であることが多い点です。
「大切な家族として丁寧に供養したい」「遺骨の管理を任せたい」という飼い主様におすすめいたします。
費用✕ 立ち会い〇 拾骨〇 返骨〇
ミーアキャットの遺骨の供養方法は4種類から選択する

遺骨の供養方法には、「手元供養」「私有地やプランターへの埋葬」「ペット霊園への納骨」「自然散骨」の4種類があります。
十分に比較検討して、大切なペットちゃんに飼い主様の思いが1番伝わるであろう方法を選択しましょう。
手元供養(祭壇、遺骨アクセサリーなど)|ペットちゃんといつでも一緒にいたい人向け
自宅に祭壇を作って骨壺や遺影を祀る、遺骨を専用のカプセルに納骨しアクセサリーとして身につけるなど、手元供養にも様々なやり方があります。
追々、ペット霊園へ納骨する予定で、一時的に手元で供養したい飼い主様にもおすすめの方法です。
私有地やプランターへの埋葬|お世話好きの人向け
私有地やプランターに遺骨を埋葬してお墓を作る方法です。
墓標代わりに植物を植えれば、お世話を通じてペットロス症状の緩和が期待できるうえに、植物の成長を楽しむこともできます。
とくにお世話好きな飼い主様にぴったりの方法でしょう。
ペット霊園への納骨・埋葬|お墓の管理を任せたい人向け
ペット霊園の納骨堂(霊座)へ納骨したり、墓地へ埋葬したりする方法です。
納骨堂は室内型の墓地のため、天候に左右されずにお参りができます。
屋外墓地には、他のペットちゃんと一緒に埋葬される合同墓地と、ペットちゃんだけを埋葬する個別墓地があり、個別墓地ならオリジナルの墓石を作ることができる霊園も多いようです。
海や山への自然散骨|自然志向の人向け
遺骨を粉骨(パウダー状に加工)して、海や山に散骨する供養方法です。
「人間も動物も大自然の一部」「いつかは母なる自然に還っていくもの」という思想から、自然志向の方に人気があります。
また、人間の場合と同様、お墓の継承問題や墓じまいの問題に頭を悩ませなくて済むという点も、お墓を持たない自然散骨の魅力の一つです。
ただし、散骨できる場所は限られますし、自治体によってもルールが異なるため、行うに当たっては事前の確認と準備が欠かせません。
きちんと許可を得てサービス提供を行っている散骨の専門業者を利用するのが安心でしょう。
「大自然にペットちゃんを還してあげたい」「お墓の管理が難しい」という飼い主様におすすめの方法です。
ミーアキャットちゃんのエンゼルケア(遺体の保清処置)と安置方法

どれだけ受け入れがたくても、いつかはミーアキャットちゃんとお別れする時が訪れます。
その事実に目を背けていては、いざその時になって満足なお別れができずに後悔するかもしれません。
エンゼルケア(遺体の保清処置)と安置は、ペットちゃんへしてあげられる最後のお世話です。
生前の愛らしい姿のまま、丁寧に見送ってあげるためにも正しいやり方を確認しておきましょう。
ミーアキャットちゃんのエンゼルケア(遺体の保清処置)
エンゼルケア(遺体の保清処置)は、「ペットちゃんの尊厳を守る」「感染症予防」「飼い主様の心の整理」を目的として行います。
手順は次の通りです。
①ペットちゃんを楽な体勢に整える
ペットシートやバスタオルを敷き、その上にペットちゃんを寝かせます。
手足を体に寄せるようにして、丸まって眠っているような体勢に整えてあげましょう。
この時、目や口が開いている場合は優しく閉じてあげてください。

*亡くなってから数時間で死後硬直が始まるため、できればその前に体勢を整えてください。
すでに死後硬直が始まっている場合は無理をせず、24時間ほど経過して死後硬直が解けてから体勢を整えるようにします。
②ペットちゃんの体を清拭する
ぬるま湯に浸したタオルをよく絞り、ペットちゃんの体を優しく拭いてあげましょう。
とくに汚れやすい目や口、足先、お尻周りは丁寧に拭ってあげてださい。
仕上げに毛並みをブラシで整えてあげれば清拭は完了です。

*遺体からは体液や排泄物が漏れ出てしまうことがあるので、綿球やコットンを鼻・耳・肛門に詰めてあげましょう。
ミーアキャットちゃんの遺体の適切な安置方法
エンゼルケアができたら、ミーアキャットちゃんの遺体を冷却して安置します。
適切に安置すれば遺体の腐敗を遅らせることができ、夏場で1~2日ほど、冬場で2~3日ほどきれいな姿を保ってあげることができます。
①棺を準備する
段ボール箱など、ペットちゃんの体よりも一回り大きな箱を用意します。
棺の中には、ペットシートやバスタオルなどを敷いてください。

②ペットちゃんを棺に寝かせ、ドライアイスや保冷剤で冷却する
棺の中にペットちゃんを寝かせます。
ドライアイスまたは保冷剤を布で包み、ペットちゃんの周りに置いてください。
とくに傷みやすい頭部や腹部は重点的に冷やしましょう。

*ドライアイスを使用する場合は、素手で触れず軍手などを着用しましょう
*ドライアイスを使用する場合は、部屋の換気を行い、棺を密封しないようにしましょう
*水滴が触れると遺体を傷める原因になります。保冷剤は溶けきる前にこまめに取り替えてください
エンゼルケアと安置ができたら、火葬や供養の手配を行い、お見送りの準備を進めましょう。
まとめ
ミーアキャットちゃんに最期の時が迫ってくると、以下のような症状が現れることがあります。
・食欲の減退
・活動量の減少
・体臭の異常
・体温の低下
・呼吸の乱れ
・発作、けいれん

このような症状を見かけたら、嫌でもお別れの時を意識して悲しくなってしまうかもしれませんが、ペットちゃんはまだ賢明に生きているのです。
ミーアキャットちゃんに少しでも快適な終末期を過ごしてもらえるように、そして安心して旅立ってもらえるように、今の内からできることを少しずつ始めましょう。
「最期の時にどう過ごさせてあげるか」また「火葬をどこに依頼するか」「遺骨はどのように供養するか」は、ペットちゃんのためだけではなく、遺される飼い主様の心を守るためにもとても重要です。
後々後悔することがないように、妥協せず納得の方法を選んでいただきたいと思います。
当記事がその一助になれますと幸いです。
この記事の執筆者

ペット火葬
ハピネス 編集部 S・A
愛犬・愛猫・愛鳥など8匹以上を見送った経験を持ち、現在も愛犬と暮らす動物愛好家。初代愛犬を満足に供養できなかった経験からペット火葬ハピネスへ入社。あたたかなペット葬儀のための情報を発信。私生活では動物保護ボランティアへの支援を行っている。